市バス209系統

日本国内の鉄道完乗を目指して旅行した記録をつづっています。

気仙沼・大船渡・石巻・仙石線乗りつぶし(1)

2017年9月、1泊2日で岩手県南部と宮城県の海沿いを走る、気仙沼線・大船渡線・石巻線・仙石線に乗車してきた。今回は往復新幹線を利用するが、現地では青春18きっぷを使用する。

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東京6時4分発やまびこ41号盛岡行きで出発。E2系に乗るのは今回が初めて。

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E2系の特徴は座席2列ごとの大窓。東海道新幹線では楽しめない広々した景色が楽しめる。もちろんあらかじめ座席配置を調べて、柱に邪魔されない後ろ側の座席を購入済み。

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N700系のような小さな窓とは違って、景色が見やすい。東北新幹線でもE5系などの新型は小さな窓になっているので、新幹線で大窓の景色を楽しめるのもそう長くはないのだろう。

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7時39分着の福島駅で下車。今回の旅の目的である三陸方面の路線に乗るのなら、仙台まで乗車すればいいのだが、なぜ福島で降りたかというと、東北本線の福島以北が未乗のため。

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在来線ホームへ向かう通路ではゆるキャラがお出迎え。キビタンという名前らしい。

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8時7分発の黒磯始発仙台行き普通列車。仙台までは約1時間20分。

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仙台では9時46発小牛田行き普通列車に乗り換え。

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田んぼが広がる車窓。

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小牛田着10時29分。陸羽東線と石巻線が分岐する交通の要衝。右上の北浦は陸羽東線の隣駅、右下の上涌谷がこれから乗る石巻線の隣駅。東北本線の隣駅は田尻だけれどこの駅名標には載っていない。

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10時40分発柳津行き普通列車。石巻線で3つ目の前谷地駅から気仙沼線に入って柳津まで行く。1両編成のディーゼルカー。

10時40分になると、陸羽東線の鳴子温泉行と、こちらの気仙沼線直通の柳津行きが同時発車する。あちらは左へ、こちらは右へと別れていく。

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10時55分、気仙沼線の分岐駅、前谷地着。女川始発の石巻線上り列車も同時に到着し、女川方面から気仙沼線への乗り換えも可能。

前谷地駅で5分停車して、11時ちょうど気仙沼線に入っていく。前谷地から柳津までは1968年に柳津線として開業した区間で、1977年の気仙沼線全通までは行き止まりの路線だった。

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11時21分、終点柳津着。気仙沼線が鉄道として営業しているのはここまで。この先はバスに乗り換えとなる。バスといってもただの路線バスではなく、バス高速輸送システム(BRT)と呼ばれるもので、一部区間で線路跡を活用したバス専用道を通ることで、定時性と高速性を確保した交通機関である。

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ホームから線路の終端を見る。東日本大震災まではこの先へも列車が走っていた。

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11時42分発気仙沼行きのBRT車両。車両自体は何の変哲もない路線バスだ。

柳津を出たBRTはしばらくは山の風景の中を進んでいくが、陸前戸倉を出ると海沿いを走るようになる。

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陸前小泉を出たところで高架橋をくぐる。この高架は気仙沼線で、鉄道はこの上を通っていたようだ。この付近の柳津・本吉間は気仙沼線で一番新しく開業した区間で、1977年開業の区間。昭和後期の開業なので、高架が多いのだろうか。

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12時50分本吉着。鉄道のホームがBRTの専用道でぶった切られている。

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陸前階上でも鉄道時代のホームを見ることができる。

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13時34分気仙沼着。

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もともと鉄道のホームだったところがBRT乗り場になっている。

気仙沼からは14時21分発大船渡線盛行きBRTに乗り換え。大船渡線は東北本線の一ノ関から東へ向かい、この気仙沼で北へ向きを変え大船渡市の盛駅までの路線である。気仙沼・盛間がBRTとして運行されている。

気仙沼からBRT区間の中間にある陸前高田までの区間は、鉄道時代は山間部を通っていたのだが、BRTでは海沿いの道路を通るようにルートが変更されている。

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気仙沼・盛間は海を見ながら約1時間20分かかる。鉄道だったときは約1時間だったので所要時間は伸びているが、BRTになって本数が増えたので利便性は増しているのだろう。ただ1時間以上路線バスに揺られるのは結構疲れる。

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15時48分盛着。

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大船渡線の終点盛駅は大船渡線と三陸鉄道南リアス線の乗換駅。しかし今回はここで引き返す。

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16時5分発気仙沼行きBRTに乗る。三陸鉄道からの乗り換え客も多く混雑していた。三陸鉄道の車両を眺めながら盛駅出発。

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海を見ながら来た道を戻る。

17時32分気仙沼着。これで大船渡線BRT区間である気仙沼・盛間完全乗車となるかというとそうではない。上に書いたように、気仙沼・陸前高田間は鉄道は内陸を通っていたが、BRTは海沿いを通るようにルート変更されている。この内陸の区間には、上鹿折・陸前矢作・竹駒と3つの駅があったのだが、海沿いを走るBRTはこの3駅を通らない。この3駅のために、気仙沼―上鹿折と陸前高田―陸前矢作という2つのBRTの支線が設定されているのだ。

この日は気仙沼・上鹿折間の支線に乗る。しかしこの区間、計画を立てているときに使ったJTB時刻表には「ミヤコーバス鹿折金山線の気仙沼駅前―上鹿折駅前間をBRTとして運行しています。」と書かれているだけで、肝心の時刻が載っていない。状況がよくわからないので、ネットで検索すると、もともと鉄道時代から、ミヤコーバスの鹿折金山線という路線が、大船渡線と並行して走っており、BRT運行開始時にミヤコーバスとBRTを並行して走らせるのはもったいないので、ミヤコーバスの並行区間をBRTということにしてしまった区間ということらしい。

この上鹿折へのBRTを兼ねたミヤコーバス鹿折金山線は、平日5往復・土休日4往復あり、その最終便が17時54分発なので、これから上鹿折駅まで往復することができる。しかし気仙沼駅には上鹿折行きの時刻表もないし、どの乗り場から発車するのかもわからない。駅員に尋ねると、気仙沼駅のBRT乗り場ではなく、駅前の道路上にあるバス停から発車するとのこと。

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これがそのバス停。時間通りにやってきたバスに乗り、上鹿折を目指すのだが、時刻はもう6時。発車時はまだ外が見えていたけれど、だんだん日が暮れてきて、上鹿折に着くころには真っ暗で車窓は見えなくなった。

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約20分で上鹿折駅前着。ミヤコーバスだけどBRTとしても運行されている区間なので、JRの青春18きっぷを見せて下車。バス自体はこの先の鹿折金山というところまで行く。

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これがJRの上鹿折駅であり、ミヤコーバスの上鹿折駅前停留所でもある。

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もともとは駅前商店だったのだろうか。

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バスの通る道から少し中に入ると、鉄道の上鹿折駅がある。

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線路はそのまま残っているけれど、大船渡線はBRTとして本復旧するので、ここを列車が通ることはもうない。

写真を見てもらったらわかると思うが真っ暗だ。はっきりいって怖い。民家はあるけれど、歩いている人はおらず、コンビニなどもない。バス停に戻って帰りのバスを待つ。上鹿折駅を訪問する際は明るいうちに行ったほうが良い。日が暮れると本当に怖いから。

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上鹿折での滞在時間は約20分。明るければあっという間なんだろうけど、こう暗くては何も見るものもないし、心細くて不安だし、やけに長い20分だった。やって来たバスは、来るときになったバスと同じ車両、同じ運転手さん。明るいバスにほっとした。

このバスで気仙沼駅まで戻り、駅前のホテルに泊まってこの日は終了。もう一つの支線、陸前高田―陸前矢作間は翌日乗車する。

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山陰地方のローカル線乗りつぶし(3)

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最終日3日目のスタートは出雲市駅。出雲大社を模した屋根はJRの駅舎。

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この日はJR駅の左脇にある一畑電車の電鉄出雲市駅からスタートする。

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8時2分発の松江しんじ湖温泉行きに乗車。松江城観光をする予定。松江しんじ湖温泉までは1時間弱の乗車時間。

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松江に着いたら城下町らしくお堀沿いの道を進む。

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松江城に到着。

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松江城は2015年に国宝に指定された。他の国宝の4城は行ったことがあるので、これで国宝5城制覇。現存12天守や100名城もいつか制覇してみたい。

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松江観光の言うと、お堀を遊覧船で巡るのが有名なようで、たくさんの船が見られた。

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行ったのがが6月だったのでアジサイやビワも見られた。

ほかにも小泉八雲ゆかりの神社や、県庁にある竹島資料館などを見て、松江観光は終了。この後はバスで鳥取県の境港へ向かう。

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松江と境港の間には松江境港シャトルバスというバスがあって、約1時間で移動できる。今回乗ったのは観光バスタイプの車両だったけど、路線バスタイプの車両が来ることもあるようだ。

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このバスは中海に浮かぶ大根島と江島を経由していく。

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このバス路線の見どころは江島大橋。ダイハツのCMで「ベタ踏み坂」として有名になった。遠くのものが手前に引き寄せられたように見えるという、望遠レンズによる圧縮効果でCMのような急坂に見えるわけで、実際に走るとそんなに急なわけではない。

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しかし橋の下を船が通れるようになっているためか、高さがあるのは確かで、橋の頂上からの眺めは素晴らしい。

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境港に到着。もちろんゲゲゲの鬼太郎が出迎えてくれる。

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水木しげるロードという商店街を観光。道沿いには鬼太郎たちの銅像がならぶ。

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銅像だけでなく、キャラクターが町中を歩いていて記念撮影に応じてくれる。ベンチに腰かけて街並みに溶け込んでいることも。

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境港駅の裏側はすぐ海になっていて、ここから隠岐へ向かうフェリーが出ている。

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境港駅からは14時23分発のJR境線に乗車。ゲゲゲの鬼太郎のペイント列車だ。写真は2両編成の2両目。

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弓ヶ浜駅でこなきじじいの下り列車と交換。

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15時8分、米子着。先頭車両はねずみ男。

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米子駅は国鉄時代に鉄道管理局が置かれた鉄道の街。国鉄時代に建設されたターミナル駅によくみられるような立派な駅舎。

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駅前には山陰鉄道発祥の地の碑も。

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15時27分発特急やくも22号で帰宅の途につく。

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17時38分岡山着。新幹線に乗り換えて帰る。

今回の旅の第一目的は廃線が決まっている三江線に乗車することだったので目的は達成。今度は最後の寝台列車となったサンライズ出雲に乗って山陰地方へまた来たい。

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Author:くりまんじゅう
小さいころから乗り物と地図が大好きです。最初は家のそばを走っていた近鉄電車。今では時刻表に載っている乗り物なら何でもOKです。電車の行先の地名を覚えたのがきっかけで、地図にも興味を持ちました。

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