市バス209系統

日本国内の鉄道完乗を目指して旅行した記録をつづっています。

奈良交通 八木新宮線 その4

その3はこちら

122 蕨尾口(わらびおぐち)
123 蕨尾(わらびお)


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蕨尾停留所を出ると、十津川温泉ホテル昴を経由するために右折して国道168号線から分かれ西に向かいます。写真の赤い橋が国道168号線です。

124 ホテル昴(ほてるすばる)

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ホテル昴には十津川村などが出資しており、村おこしの中心になっています。プールやグラウンドなどもあり、もちろん日帰り入浴も楽しめます。ホテル昴でUターンしたバスは来た道を引き返し、国道168号線に戻って先ほどの赤い橋を渡ります。ただし新宮発の第1便はホテル昴を経由しません。

125 櫟砂古(いちざこ)
126 桑畑小井(くわはたこい)
127 果無隧道口(はてなしずいどうぐち)
128 桑畑(くわはた)
129 桑畑隧道口(くわはたずいどうぐち)
130 二津野(ふたつの)


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前から奈良交通の観光バスがやってきました。酷道168号線には道が狭くすれ違いが困難な区間が多くあります。こちらのバスがバックしてすれ違えるところまで戻ります。後続車もあるのでゆっくりバックします。ここ以外でも3回ほどトラックやバスとのすれ違いのためバックする場面がありました。

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七色高架橋というバイパスを通ります。その名の通り高速道路のような高架になっています。七色高架橋は全長1.7キロあり、その中間地点に七色集落があります。

131 七色(なないろ)

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七色停留所が奈良県最後の停留所です。七色という地名はここより東の和歌山県北山村にもあります。七色高架橋はこの先も続いていますが、八木新宮線はこの先は本道を通ります。

132 土河屋(つちごや)

和歌山県最初の停留所です。田辺市本宮町になります。かつては東牟婁郡本宮町でしたが、2005年に田辺市と合併しました。ここから先の区間には、新宮を本拠地とする熊野交通の路線バスも走っています。停留所のポールも熊野交通仕様です。

和歌山県に入ると川の名前も十津川から熊野川に変わります。十津川は山の中を縫うように流れている感じでしたが、和歌山県に入った途端に、熊野川は河原も広くなり堂々と流れ出します。

133 八木尾(やきお)
134 熊野萩(くまのはぎ)
135 三里橋(みさとばし)
136 竹の本(たけのもと)
137 道の駅奥熊野(みちのえきおくくまの)
138 平岩口(ひらいわぐち)
139 大居口(おおいぐち)
140 下向橋(しもむかいばし)
141 祓所団地前(はらいどだんちまえ)
142 本宮大社前(ほんぐうたいしゃまえ)


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熊野三山の一つ、熊野本宮大社の最寄停留所です。ここから外国人観光客の乗車がありました。車窓左手には大鳥居が見えます。鳥居に背後の森は大斎原と呼ばれ、かつて熊野本宮大社があった場所です。1889年の水害によって神社が被害を受け移転しました。

143 本宮行政局前(ほんぐうぎょうせいきょくまえ)
144 大斎原前(おおゆのはらまえ)
145 熊野本宮(くまのほんぐう)


熊野本宮停留所は、国道168号線から分かれ細い道に入って行ったところにあります。湯の峰温泉・川湯温泉を経由するために、この先さらに細い道を進んでいきます。

146 湯の峰温泉(ゆのみねおんせん)

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すれ違い困難な細い道を進んでいくと湯の峰温泉に出ます。バスは温泉街を進みます。

147 下湯峰(しもゆのみね)
148 下湯川(しもゆかわ)
149 将監ノ峯(しょうげのみね)
150 渡瀬(わたぜ)
151 渡瀬温泉(わたらせおんせん)


国道311号線に合流したところにあるのが渡瀬温泉。渡瀬温泉は「わたぜおんせん」と読みますが、渡瀬温泉にある旅館の名前は「わたらせ温泉」。なんだかややこしいことになっています。施設は道路から少し離れたところにあるので、温泉街を走っているという雰囲気はありません。

152 川湯温泉(かわゆおんせん)

右折して国道311号線と別れてトンネルを抜けると川湯温泉です。トンネルはその名も「温泉隧道」。ここまでの湯の峰・渡瀬・川湯の温泉を合わせて本宮温泉郷と呼ばれています。

153 かめや前(かめやまえ)
154 ふじや前(ふじやまえ)


左手に旅館、右手に川を見ながら進みます。かめや・ふじやは旅館の名前です。

155 本宮小学校前(ほんぐうしょうがっこうまえ)
156 成石(なるいし)
157 請川(うけがわ)


請川停留所の先で再び国道168号線に戻ります。

158 下地橋(しもじばし)
159 高津橋(たかつばし)
160 大津荷(おおつか)


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大津荷を過ぎると新宮市熊野川町に入ります。かつては東牟婁郡熊野川町でしたが2005年に新宮市と合併した地域です。

新宮市に入ると奈良交通の八木新宮線は一部の停留所にしか停車しません。終点近くになってやっと特急らしくなります。

161 宮井大橋(みやいおおはし)

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162 志古(しこ)
163 日足(ひたり)
164 神丸(かんまる)


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神丸・新宮高校前間は約25分にわたり途中の停留所がありません。(同じところを走る熊野交通には停留所があります)今までのんびり走ってきた八木新宮線もスピードを上げ特急らしい走りを見せてくれる区間です。

165 新宮高校前(しんぐうこうこうまえ)

新越路トンネルを抜けると新宮の市街地に入ってきます。にぎやかな街並みは五條以来です。

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新宮高校前の先にある橋本交差点を左折します。長らく走ってきた国道168号線はここで終わりです。ここからは国道42号線を北上します。(この写真は左折し終わった後に後ろを見たところ。写真の右側からバスはやってきました)

166 権現前(ごんげんまえ)

熊野速玉大社の最寄停留所である権現前で国道42号線と別れ、町中を通って新宮駅へ向かいます。

167 新宮駅(しんぐうえき)

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15時45分、終点新宮駅到着です。遅れは1分ですからほぼ定刻です。八木駅から乗り通してきたのは私を含めて5人ほどでした。

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和歌山県内のほかの停留所は熊野交通と共用でしたが、新宮駅には奈良交通仕様のポールがたっています。

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お客を降ろすとバスは走り去っていきます。

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南国ムード漂う新宮駅。

第1便に乗ると夕方4時前に新宮駅に到着します。JRの名古屋行き特急南紀・新大阪行き特急くろしお、どちらも最終便まで1時間以上あるので、名古屋・京阪神方面からの日帰りも可能です。


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奈良交通 八木新宮線 その3

その2はこちら

上野地での休憩中にすぐそばにある谷瀬の吊り橋を渡りに行きます。

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長さ297メートル、高さ54メートルの谷瀬の吊り橋は、上野地と対岸の谷瀬を結ぶために架けられた生活用の吊り橋です。1954年に谷瀬集落の人々がお金を出して800万円を投じて架けた吊り橋です。1軒当たり20~30万円ほどの負担だったそうで当時としては大変な負担だったと思いますが、国道が通る上野地集落との間に橋を架けるのは人々の切実な願いだったのでしょう。現在では十津川村随一の観光スポットになっており観光客も多く訪れます。(ただしこの日は2月の平日だし、雨も降っているので、八木新宮線の乗客以外に観光客は見あたりませんでしたが)

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吊り橋なので強度の問題もあり一度に渡れるのは20人まで。今回は人が少ないので10分程度で往復できましたが、混雑していると20分の休憩時間内に戻ってくるのは難しいでしょう。ゴールデンウィークなどのピーク時には一方通行になり、対岸からは臨時バスで戻ってくるそうです。

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この吊り橋は小さいときにキャンプに来て一度渡ったことがあります。その時はゆらゆら揺れてかなり怖かった記憶があるのですが、今回渡ってみるとそれほど揺れず難なく渡ることができました。ほかの人もみなさんスタスタ渡っていました。中には腰を抜かして途中で動けなくなる人もいるそうなので、不安な人は無理をしないほうがいいでしょう。ただ、雨が降っているし、板ががっちり打ち付けられているわけではなくぐらぐらしているので、滑らないように気をつけるのが大変です。もし滑ったとしても金網が張られているので下に落ちることはありませんのでご安心を。

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橋の真ん中からの景色。

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対岸の谷瀬側から、上野地側を見たところ。

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吊り橋の谷瀬側にある建物。休日などにはお土産や食べ物を売っているんでしょうか。バス停のある上野地側にも土産物店などはありましたがオフシーズンの平日だからなのか閉まっていました。

ちなみに谷瀬は「たにぜ」と読むのが正しいようですが、バスの車内アナウンスでは「たにせのつりばし」と言っており、読み方に揺れがあります。

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上野地側へ戻ってきて、バス停へ向かうところ。観光シーズンには休憩時間中に吊り橋を渡るのは難しそうなので、途中下車してもいいかもしれません。しかし今回のようなオフシーズンに途中下車してしまうと、お店も開いていなくて時間つぶしに困ってしまいそうです。空いている時は休憩時間の20分で十分吊り橋を堪能できます。

91 下上野地(しもうえのじ)
92 月谷口(つきたにぐち)
93 河津谷(こうづだに)
94 高津(たこつ)
95 高津下(たこつした)


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バスは十津川を右に見て進みます。エメラルドブルーとでも言うのでしょうか、南の島の海のような色をした川です。

96 川津西(かわつにし)
97 川津(かわつ)


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川津・風屋間には津越谷と野広瀬という停留所がありますが八木新宮線は通過します。写真は野広瀬停留所を振り返ったところ。周りに建物は見当たりません。

98 風屋(かぜや)

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風屋集落。奥には郵便局も写っています。風屋はアメダスの観測所があり、「十津川村風屋では…」と天気予報でよく聞く地名です。また、風屋ダムもあります。ずっと十津川に沿って走っていますが、この辺りまでは風屋貯水池というダム湖でもあります。

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12時53分、滝川口停留所の手前で新宮駅発八木駅行き第3便とすれ違います。定刻ならば12時51分に滝川口・風屋花園間ですれ違うので若干遅れています。

99 滝川口(たきがわぐち)
100 風屋花園(かぜやはなぞの)


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天気が良ければここで風屋ダムの堤体が見えるのですが、残念ながらご覧の有様です。よく見ると真ん中あたりにダムの下のほうがちらっと見えています。

101 野尻(のじり)
102 野尻口(のじりぐち)
103 岩村橋(いわむらばし)
104 山崎大橋(やまざきおおはし)
105 池穴南口(いけあなみなみぐち)


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雨靄が出ていて、これはこれでいい景色です。欄干の黄色がちょっと目立ちますが。

106 小井(こい)
107 上湯の原(かみゆのはら)
108 湯の原(ゆのはら) 
109 十津川村役場(とつかわむらやくば)


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ここで県立五條病院前以来の乗客の乗り降りがありました。5人くらい降りて2人乗ってきます。ここには湯泉地(とうせんじ)温泉があり、日帰り入浴が楽しめます。道の駅もあるので途中下車におすすめの停留所です。写真は村役場。写っているバスは十津川村営バスです。奈良交通が運行を委託されていますが、運転手には村の出身者・定住者を雇用しています。そばには五條警察署十津川警察庁舎もあります。2008年までは十津川警察署でした。奈良県では警察署の統合が進んでいます。

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右側にある白い大きな建物が一乃湯ホテルというホテルです。村役場などはその奥にあります。写真の左側の建物は十津川中学校です。十津川村には上野地・小原・折立・西川の4中学校がありましたが、2012年に統合され旧小原中学校の敷地に十津川中学校が開校しました。新しい校歌はさだまさしが作詞作曲したそうです。

110 十津川小原(とつかわおはら)
111 滝(たき)


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十津川村役場のある小原からこの先の折立の間には十津川道路というバイパスがあります。十津川村役場から滝まではこの十津川道路は通らず従来の国道を通ってきましたが、ここから十津川道路を走ります。滝停留所の先を左折すると168号線と別れて下北山村へ続く国道425号線に入ります。曲がってすぐにあるトンネルを抜けると上の写真の地点です。上を通っているのが十津川道路。右折して425号線と別れると真ん中のカーブした道を上がり十津川道路に向かいます。

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右折して十津川道路に入ると、すぐにトンネルです。十津川道路はほとんどがトンネルで、まっすぐに突っ切ります。

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トンネルを抜け振り返ったところ。

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トンネルを抜けると高架を進みます。

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本道との合流地点。十津川道路はここまで。しかし八木新宮線はこの先168号線を南へ向かうのではなく、バイパスでない本道を北へ引き返していきます。

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右に移っているのがバイパスである十津川道路。写真の右側から十津川道路をやってきたバスは、写真奥の合流地点で引き返してこの地点までやってきました。真ん中付近に停留所のポールが見えますが、これが折立口停留所です。しかしバスはこの停留所を無視して素通りします。(この写真は後部窓から撮っています)

112 今戸(いまど)

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本道を引き返してきたのはこの今戸停留所を経由するためです。十津川道路を通るとこの今戸停留所を通らないのでわざわざ引き返してきたのです。この先にはまだ高滝口停留所があるのですが、八木新宮線は停車せず通過なのでそこまで引き返すことはありません。

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今戸停留所でUターンして今来た道を引き返します。左に見えるのが十津川道路。

113 折立口(おりたちぐち)

先ほど素通りした折立口停留所に停車します。(もちろん乗り降りがないので実際に止まるわけではありません)

114 折立(おりたち)

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折立集落。右側の階段を上がっていったところにある建物は平谷小学校です。ここは旧折立中学校があったところです。折立中学校の閉校後、下流の平谷地区にあった小学校が移転してきたようです。真ん中にアーチ状の建造物が見えますが、これは木製の歩道橋です。林業が盛んな土地だからでしょう。

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折立橋の上から。折立橋は2011年の紀伊半島大水害で流されてしまい復旧工事が続けられていましたが、今年の1月31日に復旧工事が完了しました。

115 折立山崎(おりたちやまざき)
116 込の上(こみのうえ)


込の上停留所は県立十津川高校の最寄停留所です。十津川高校はその起源を1864年までさかのぼることができる歴史ある高校で、奈良県では最も古い高校です。このことは車内アナウンスでも紹介されていました。ここから学校帰りの高校生が10人ほど乗車します。まだ1時半ごろなのでテスト期間でしょうか。高校生のうちで奈良県内で下車したのは1人だけで、あとはみな和歌山県内までの乗車でした。最遠は本宮大社前。和歌山県からの越境入学のようです。

117 下込の上(しもこみのうえ)
118 豆市(まめいち)
119 鈴入(すずいり)
120 平谷口(ひらだにぐち)
121 十津川温泉(とつかわおんせん)


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13時30分ごろ十津川温泉停留所着。ここで約5分の休憩です。

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ここには奈良交通十津川営業所が併設されており、十津川村営バスの車両が停まっています。右側の建物は立体駐車場。山ばかりの地形なので平らな土地が少ないのですね。


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休憩時間を利用して運転席を覗いてみます。このように床から長いシフトレバーがのびているバスは最近めっきり見なくなりました。

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その4へつづく


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奈良交通 八木新宮線 その2

その1はこちら

42 五條駅(ごじょうえき)

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五條バスセンターを出発したバスは一旦国道を外れてJR五条駅を経由します。市の名前は「五條」市ですが、JRの駅名は「五条」駅です。しかし「五条」駅前にある停留所は「五條駅」です。ちなみに奈良交通では駅前にある停留所の名前は「○○駅前」ではなく「○○駅」となっています。八木新宮線も「八木駅」発「新宮駅」行きです。


43 五條町(ごじょうちょう)

再び国道24号線に戻ったバスは本陣交差点を左折して南へ向きを変えます。この先は終点までのほとんどの区間を国道168号線を通ります。

44 戎神社前(えびすじんじゃまえ)

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この辺りは五條市の中心部で周辺には古くからの街並みも残っています。

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大川橋で吉野川を渡ります。和歌山県では紀ノ川と呼ばれる川ですが、奈良県内では吉野川と呼びます。

45 大川橋南詰(おおかわばしみなみづめ)
46 野原(のはら)
47 県立五條病院前(けんりつごじょうびょういんまえ)


県立五條病院前停留所で数人下車します。ここまでは鉄道駅を中心とした短距離の利用もそこそこありました。しかしこの先はそのような利用はほとんどなく、この停留所を出ると十津川村役場まで乗り降りはありませんでした。

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病院の向かいにあった吉野ストア。吉野ストアは五條・吉野周辺に6店舗を展開するスーパーです。

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少しわかりにくいですが未成線となった国鉄五新線の跡です。五新線は五條と新宮を結ぶ鉄道として計画され、大塔村(現五條市大塔町)の阪本までの区間が実際に着工されました。しかし国鉄の経営悪化の影響で工事は凍結され、列車が走ることはありませんでした。八木新宮線のバスはこの五新線が計画された区間を結んでいます。

48 霊安寺(りょうあんじ)
49 丹原(たんばら)
50 上丹原(かみたんばら)


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時刻表によると10時45分に上丹原・生子間で新宮駅5時53分発の八木駅行き第1便とすれ違うことになってます。はたして同区間で八木駅行きのバスとすれ違いました。ただ時刻は10時48分だったのでどちらも3分ほど遅れているようです。この先、八木駅行き第2便とは11時45分に宇井口で、第3便とは12時51分に滝川口・風屋花園間ですれ違うことになっています。(写真はすれ違った八木駅行きの後ろ姿です。私は一番後ろの右側に座っていたので、右側または後部の写真が多くなっています)

51 生子(おぶす)
52 老野(おいの)
53 老野南口(おいのみなみぐち)


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だんだんと標高が高くなってきて、家並みを見下ろすようになってきます。この辺りから五條市西吉野町になります。もともと吉野郡西吉野村でしたが、平成の大合併により2005年に五條市に編入された地域です。この先で八木新宮線ひとつ目のトンネルをくぐります。

54 神野(こうの)
55 賀名生和田北口(あのうわだきたぐち)


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この辺りには賀名生梅林が広がっています。ピークのころにはこのバスも見物客で混雑するのでしょうか。

56 賀名生和田(あのうわだ)
57 賀名生農協前(あのうのうきょうまえ)
58 上和田(かみわだ)
59 大日川(おびかわ)
60 黒渕(くろぶち)
61 黒渕口(くろぶちぐち)
62 城戸(じょうど)


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城戸停留所。写真の右側に見える川の対岸には五條市役所西吉野支所(旧西吉野村役場)があり、旧西吉野村の中心部です。後ろには五新線の高架橋も見えます。乗車当日は低気圧が接近しており、この辺りから雨が降り出してきました。

63 塩川原橋(しおがわらばし)
64 坂巻(さかまき)
65 宗川野橋(むねかわのばし)


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五新線の橋梁。奥にはトンネルの入り口も見えます。こんなに立派な施設なのに使われることはありませんでした。バスはこの後ぐるっとカーブしてトンネルの入り口のすぐ下を通ります。

66 市原(いちはら)
67 大久保口(おおくぼぐち)


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金刀比羅神社口停留所付近。八木新宮線は「特急」なので金刀比羅神社口は通過します。八木駅出発後初めての通過停留所です。この先奈良県内では揖保橋・津越谷・野広瀬・高滝口を通過します。逆に言えば、奈良県内ではこの5停留所しか通過しません。停車停留所でも乗り降りの全くなさそうな停留所はほかにもあるのになぜこの5つだけ通過になっているんでしょうか。停車にしたところで問題はなさそうに思えます。(停車といってもほとんどの停留所は乗り降りがなかったのでバスは停まらずに走り去りました)

68 下永谷(しもえいたに)
69 永谷(えいたに)


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五條市西吉野町と五條市大塔町の間の天辻峠を全長1174メートル新天辻トンネルで越えます。(写真の奥に見えるのが新天辻トンネルの出口です)「新」天辻トンネルといっても1959年開通のトンネルなので、自動車同士がすれ違うのがやっとの狭くて暗いトンネルです。

天辻峠は分水嶺になっており、峠の北側は紀ノ川へ、南側は熊野川に注ぎます。五條市大塔町は旧吉野郡大塔村で、2005年に西吉野村とともに五條市に編入されました。

70 天辻(てんつじ)
71 星のくに(ほしのくに)


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星のくに停留所には大塔コスミックパーク「星のくに」があります。「星のくに」は道の駅や温泉、ロッジ、天文台などがある施設です。(写真は道の駅「吉野路大塔」)旧大塔村には奈良県で唯一の天文台があり、星がきれいに見える村として有名です。ただし、温泉やプラネタリウムなどの施設は基本的に土休日のみの営業で、平日は道の駅ぐらいしかやっていません。土休日なら途中下車スポットですが、平日なら道の駅だけなので時間をつぶすのは困難だと思います。私が乗車した時も平日だったのですが、ここで途中下車しようとした観光客が運転手さんから「道の駅しかないから」と引き止められていました。

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また、ここには2011年に発生した台風12号による紀伊半島大水害の仮設住宅もあります。この水害では紀伊半島に甚大な被害が発生し、八木新宮線も約2か月間運休しました。現在も復旧工事は続けられており、一部迂回路を通る区間があります。

72 下天辻(しもてんつじ)

下天辻・阪本間には揖保橋停留所がありますが、八木新宮線は通過します。揖保橋停留所は八木新宮線の通る国道168号線から県道732号線が分かれるところにあります。県道732号線は県境の出屋敷峠を通って和歌山県伊都郡高野町の富貴へと続いています。

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阪本集落にはいる直前にトンネルが口を開けています。これもやはり五新線の跡で天辻トンネルの出口です。現在は大阪大学核物理研究センター大塔コスモ観測所として利用されています。ニュートリノの研究がおこなわれているそうです。五條と新宮を結ぶべく計画された五新線は、五條とこの阪本の間が「阪本線」として実際に着工されたのです。

73 阪本(さかもと)

上の写真のところから川を渡ると阪本集落です。この川は旧大塔村の東隣の天川村から流れてきた天ノ川(てんのかわ)です。天ノ川はこの先十津川村では十津川、和歌山県に入ると熊野川と名前を変えます。八木新宮線はこの川に沿って新宮を目指します。

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橋を渡ると突き当りがT字路になっており、そこが阪本停留所です。八木新宮線はこのT字路を右折します。ここを左折すると天川村へ向かう県道53号線になります。しかしこの停留所、ポールがT字路に設置されているんですが、こんなところに停留所を設置していいんでしょうか? 交差点内に停車するのはまずいような気がするんですが。(写真は最後部の窓から撮ったもので、バスは左側からやってきて右折した後の写真です。右に停留所のポールが見えます。奥へ行く道が県道53号線です)

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阪本集落を過ぎてすぐの右窓の風景です。赤い橋を右側に阪本停留所があります。バスは赤い橋を写真の左から右に渡り、右折してぐるっと回ってきたところです。(写り込みやら水滴やらであまり良い写真ではありませんがご容赦ください。この先は雨のため水滴だらけの写真が増えます)

74 下阪本(しもさかもと)

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バスは天ノ川を右に見ながら進んでゆきます。対岸の集落とを結ぶ吊り橋が見えました。

75 小代下(こだいした)

小代下停留所のところで、野迫川村へ向かう県道53号線が分かれています。ここから野迫川村へは野迫川村営バスが出ていますが9時と16時の2便しかなく、五條方面から9時のバスに乗り継ぐことはできません。野迫川村の人が五條方面へ出かけるのに合わせたダイヤになっています。村外から野迫川村へ向かうには南海高野山駅からバスで向かうほうが便利ですが、そちらも1日2便しかありません。野迫川村へ乗用車以外で行くのは難しそうです。

76 猿谷(さるたに)

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猿谷ダムです。アナウンスによると奈良県内にできた最初の本格的なダムなんだそうです。

猿谷停留所を出るとカーブがあり、その先にすぐトンネルがあります。トンネルの幅が狭く、対向が困難なうえ見通しが悪いので注意が必要です。八木新宮線には見通しの悪いカーブの先に幅の狭いトンネルというポイントがほかにも数か所ありました。

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トンネルを抜けて少し行くと建設中のバイパスが見えます。国道168号線は道が狭く対抗が困難なところが多いため、各所でバイパスの建設工事が進められています。これは五條市大塔町小代と宇井の間4.1キロを結ぶ辻堂バイパスの建設現場です。

77 辻堂口(つじどうぐち)
78 大塔支所(おおとうししょ)


辻堂地区にはかつての大塔村役場である五條市役所大塔支所があり、旧大塔村の中心地区です。この付近は2011年の紀伊半島大水害の影響で道路が通行止めになっており、辻堂集落の中まで入っていくことができません。この先旭橋停留所までは仮設道路や迂回路を通ります。そのため、辻堂・辻堂南・宇井・長殿・長殿発電所前は通過します。バスは大塔支所停留所でUターンし、少し戻ったところで橋を渡って対岸の迂回路へと入っていきました。

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Uターンした後で後ろを見たところ。この先は通行止めで進めません。

79 辻堂(つじどう)【災害による迂回のため通過】
80 辻堂南(つじどうみなみ)【災害による迂回のため通過】


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迂回路は、建設中の辻堂バイパスの未供用区間を急遽供用開始した区間や、建設用の桟橋を活用して一般車両を通行可能にした区間からなっています。写真の橋はかなり立派なので、おそらく完成済みだけど供用していなかったのを迂回路にした区間だと思います。

81 閉君(とじきみ)

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11時47分宇井口停留所手前で新宮駅発八木駅行き第2便がやってきました。時刻表だとどちらも宇井口発11時45分発なのでほぼ定刻です。

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すれ違いの際、一旦お互いの運転席のところで停車して、運転手さん同士で言葉を交わします。私は一番後ろに乗っているのでどんなことを話しているのか聞き取れません。

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さようなら。気をつけて。

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カーブミラーに乗っているバスが写っています。

82 宇井口(ういぐち)
83 宇井(うい)【災害による迂回のため通過】
84 大塔温泉夢乃湯(おおとうおんせんゆめのゆ)
85 塩鶴(しおづる) 


塩鶴停留所から十津川村に入ります。十津川村は面積672.35平方キロメートルで日本一広い村です。東京23区より広いのだとか。八木新宮線は日本一広い村を通る日本一長い路線バスなのです。

86 長殿(ながとの)【災害による迂回のため通過】
87 長殿発電所前(ながとのはつでんしょまえ)【災害による迂回のため通過】


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それまでは天ノ川と呼ばれていた川も十津川と名を変えます。

88 旭橋(あさひばし)
89 小栗栖(こぐるす)


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前方に吊り橋が見えてくると上野地はもうすぐです。

90 上野地(うえのじ)

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12時5分、定刻通り上野地停留所に到着です。ここで20分間の長めの休憩を取ります。


その3へつづく

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奈良交通 八木新宮線 その1

奈良交通の八木新宮線は奈良県橿原市と和歌山県新宮市を結ぶ路線バスです。高速道路を通らず、一般道のみを通る路線バスとしては日本一長い距離を走ります。走行距離は166.9キロ、起終点含めて167の停留所を、約6時間半かけて走ります。2月末にこの八木新宮線に乗車したのでご紹介します。八木新宮線は1日3便走っていますが、今回は八木駅9時15分発の第1便に乗車しました。赤字は停留所名です。

1 八木駅(やぎえき)

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八木新宮線の起点は奈良県橿原市の近鉄大和八木駅です。停留所名は「八木駅」で、南口のバス乗り場から発車します。この南口のロータリーは数年前に整備されたもので、以前は八木駅発着のバスは北口のバス乗り場を使用していました。八木新宮線も北口発着だったので、南口発着になった今は若干距離が短くなってしまったようです。

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待機するバスたち。真ん中の赤いラインのバスが八木新宮線に使用されている車両です。1992年に導入された日野自動車製のバスです。もう20年以上走っている古株です。一番奥のバスは関西空港行きのリムジンバス、2番目はイオンモールへの路線などに使われている一般的な路線バス、ちらっと顔をのぞかせている奥から4番目のバスは橿原市のコミュニティバス、一番手前は吉野方面への路線に使われている小型の路線バスです。

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発車の約5分前にバスが入ってきます。八木新宮線は2013年3月に運行開始50周年を迎えたので、それを記念するヘッドマークがついています。八木駅から乗車した乗客は20人弱で、2人がけの座席にだいたい1人ずつ座る程度です。特急となっていますが、五條バスセンターまでは各駅に停まりますという案内があります。

2 橿原市役所前(かしはらしやくしょまえ)
3 医大病院前(いだいびょういんまえ)


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2つ目の医大病院前で3人下車。奈良県立医科大学附属病院の最寄バス停です。駅から少々距離があるのでこの区間だけの利用も多いです。(写真は反対方向ゆきの乗り場)

八木駅から南へ進んできたバスは、この先の四条町交差点で西へ向きを変えて国道166号線を進んでいきます。(この辺りは国道24号、165号、166号などが入り組んでいて、どこが何号線なのか地図を見てもいまいちよくわかりません)

4 四条(しじょう)
5 五井(ごい)
6 忌部(いんべ)
7 国道曲川(こくどうまがりかわ)
8 アルル北(あるるきた)


アルル北停留所の南にはイオンモール橿原が広がっています。2004年に「ダイヤモンドシティ・アルル」として開業し、その後「イオンモール橿原アルル」「イオンモール橿原」と店舗名が変わり、アルルではなくなってしまいましたが、今でも地元民にはアルルと呼ばれています。停留所名もそのままです。八木駅からイオンモールの入口前まで入っていくバスが15分間隔で運行されています。

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アルル北を過ぎると橿原市から大和高田市へと入っていきます。写真は大和高田市に入ってすぐ右手に見える大和高田市クリーンセンターです。

9 今里東(いまざとひがし)
10 今里(いまざと)


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今里停留所を過ぎると高田高架橋でJR和歌山線をまたぎ越します。(写真に線路は写っていませんが)

11 片塩町(かたしおちょう)

片塩ロータリーで進路を南へ変え、この先国道24号線を五條へと向かっていきます。なお、片塩ロータリーというものの、ロータリー式交差点ではなく、一般的な交差点です。

12 高田市駅(たかだしえき)
13 栄町(さかえまち)
14 東中(ひがしなか)
15 曽大根(そおね)


曽大根停留所付近は八木新宮線も通る国道が大和高田市と葛城市に境界になっています。曽大根停留所を過ぎると葛城市に入ります。

16 新庄(しんじょう)
17 北花内(きたはなうち)
18 忍海(おしみ)


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忍海停留所には奈良交通葛城営業所が併設されています。八木新宮線もこの葛城営業所の担当です。(写真は一番後ろの窓から撮ったものです)

19 忍海駅(おしみえき)
20 御所元町(ごせもとまち)
21 近鉄御所駅(きんてつごせえき)


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御所元町停留所から御所市に入ったバスは近鉄御所駅の前を通ります。八木新宮線は八木駅、高田市駅、忍海駅、近鉄御所駅の4か所で近鉄電車と接続しています。

22 御所済生会病院前(ごせさいせいかいびょういんまえ)
23 御所橋(ごせばし)
24 御所幸町(ごせさいわいちょう)
25 宮戸橋(みやどばし)
26 寺田橋(てらだばし)


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(おそらく)金剛山の風景。この辺りは市街地も終わり、田んぼや畑が広がります。この先バスは風の森峠へ向かってだんだん上っていきます。

27 小殿(おどの)
28 鳥井戸(とりいど)
29 船路(ふなじ)
30 かもきみの湯(かもきみのゆ)
31 風の森(かぜのもり)


風の森峠の頂上地近くにあるのが風の森停留所。素敵な名前です。風の森峠は分水嶺にもなっており、峠の北側は大和川へ、南側は紀ノ川へ注ぎます。

32 東佐味(ひがしさみ)

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東佐味停留所までが御所市、小山停留所から五條市です。五條市に入ると建設中の京奈和自動車道の橋脚が見えます。

33 小山(こやま)
34 居伝町(いでんちょう)
35 住川(すがわ)
36 国道三在(こくどうさんざい)
37 宇野(うの)
38 上今井(かみいまい)


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五條市から先は国道24号線とJR和歌山線は並行しています。写真は信号待ちしているバスを追い越して行った和歌山方面ゆきの105系電車です。

39 栄山寺口(えいさんじぐち)
40 今井(いまい)
41 五條バスセンター(ごじょうばすせんたー)


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八木新宮線は所要時間6時間半の長距離路線なので、途中で3回の休憩があります。1回目の休憩がこの五條バスセンター。イオン五條店が併設されているし、少し離れたところに柿の葉寿司のお店があるので食料調達も可能ですが、休憩時間は約10分なので乗り遅れないように注意しなければなりません。なお、ここを逃すと終点まで食べ物は手に入らないと思っておいたほうがいいです。五條バスセンターで手に入るものは八木駅でも調達できるので、八木駅あらかじめ調達しておくのが無難かもしれません。

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その2へつづく


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小さいころから乗り物と地図が大好きです。最初は家のそばを走っていた近鉄電車。今では時刻表に載っている乗り物なら何でもOKです。電車の行先の地名を覚えたのがきっかけで、地図にも興味を持ちました。

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